衆議院選挙が終わり、税制改革がいろいろ起きそうですね!
103万の壁が引き上げられるか!?という動向が気になるところですが・・・
先んじて、106万の壁が撤廃されそうですね!?
106万の壁とは?ってか得なの??
106万の壁については、もう皆さんほとんどが理解されていますよね!
問題は、得するのか、損するのかですね。
結論・・・
人によります!笑
学生を除く、20時間以上働く人は社会保険に加入しなければなりません。
月で言えば、80時間ほどですね。
年間は960時間です。
106万の壁が無くなった場合、次の壁は130万です。
130万を960時間で割ると・・・
時給1,354円の人がぎりぎりのラインになります。
つまり・・・
時給が1,360円の人の場合、週19.9時間より多く働いてしまうと、130万を超えてしまうため、これはこれで社会保険に入らないといけなくなります。
裏を返せば、現状1,360円未満の時給の人は、恩恵を受けづらくなります。
誰が損をするの?
106万の壁が撤廃された時点での時給が
1,100円以下
の人はむしろ損をする可能性が高いです。
今までは20時間以上(30時間未満)働いても、106万を超えても社会保険の加入はありませんでした。
仮に1,100円の時給の人がいたとします。
壁がある状態では、106万までギリギリ働くとなっても20時間45分週に働けました。
しかし、106万の壁が撤廃されたら、20時間だけ気にしないといけません。
そうなれば・・・
1,100円×20時間×4週間分×12ヶ月=1,056,000円
これよりも少ない金額にせざるを得ません。
秋田県の最低賃金が951円ですので、この賃金で働く場合、もし106万の壁が撤廃されたら・・・・
951円×20時間×4週間分×12ヶ月=912,960円
これよりも少ない額しか稼ぐことになります・・・
より一層地方の過疎化が進みそうですね。
一律1500円が最低時給になれば!
政府は最低賃金が1,500円になるようにと政策を打ち立てている?ようです。
1,500円であれば・・・
1,500円×20時間×4週間分×12ヶ月=1,444,000円
これなら、週20時間を以上働くことなく、130万の壁ギリギリまで働けそうですね!
できることなら、所得税と社会保険加入のラインは全て同じにして欲しいものです・・・