育ちと研修

最近はグッと冷えて、毎度のことながら秋がなく突然冬になった感じがしますね。

冬といえば・・・そう!

マクドナルドのグラコロ!!

早速、食べに行きました!

美味しいのはもちろんのこと、そこで目撃した衝撃なことを綴ります。

育ちの良さ

私の左斜め前に座っていた男子高校生の集団(6名)がいました。

特に騒がしくもなく、普通に会話をしている感じでした。

そこの席は、ソファー席と通路が背中側に席がある形でした。(イメージ図参照)

集団の一人が何かしらで席を立ちました。

いちいちその男子高校生たちがなにをしているかなんて気に留めていないので、そのときに席をたったことさえも気づきませんでしたが・・・

そしたら通路を通る男性がいて、それが見えたのか、席を立った男子高校生の隣に座っていた友達が、その椅子をしまって通路を開けました!!

椅子が少し出ていたくらいで、決して通れないほどの幅ではなかったのですが・・・

そしたら、通路を通る男性を追っかけるように松葉杖をついた女性が通って行きました。

それを見てなのかは分かりませんが、人が通ると思い椅子をしまった男子高校生の行動は素晴らしいと思いました!!

当たり前のことなのかもしれませんが、行動に移せることは大人でもなかなかできる人いないのではないでしょうか?

咄嗟にそういう行動ができる男子高校生はきっと育ちが良いのでしょうね!

研修では直せない

人事研修をよくやっていますが、こういう素行面は研修では直せません・・・

研修はあくまで知識を入れる場であり、その知識をどう使うかは結局現場次第です。

「これはパワハラ・セクハラになりますよ。」

「部下にこのような言葉がけをするとモチベーションがあがり、生産効率が良いです。」

「労働基準法ではこのように規定されています。」

などなど・・・

いくら研修しても、実践が伴わない人などいくらでもいます。

知っている と できる は全く別物

です。

知っているからできるになるのは、もはや無意識のレベルです。

さきの高校生も人が通るから椅子をしまう、なんてわざわざ思考を巡らせているわけではないと思います。それが無意識にできる段階なのでしょう。

わかる⇨意識的に行う⇨無意識にできる 

この過程は訓練によってできるようになります。

研修も同じです。

ハラスメント研修受けて満足して、結果、ハラスメントの件数は変わらない

もしくは減っても一過性のもの

というのはよくある話です。

長期的に研修はしていく必要がありますね!

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